トロン
ーレガシーー
映画感想

12・18



【事前注意事項】

この感想はネタばれします。

しかし、
映画をこれから見に行かれる方には、
まず一つお勧めしたいことがあります。


1982年に【トロン】は映画化されています。
詳細はこちらにあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%B3_(%E6%98%A0%E7%94%BB)


もし、より早く
トロンの世界の用語および世界観を体感したい方は、
そちらを先に見るのがお勧めです。

【レガシー】に登場する人物を
より詳しく
見ることができるでしょう。


だいた〜いのなまぬるい
映画概要を知りたい方は
下↓を読んでくだされば
なまぬるーくわかります。(笑)

さらに、書いてる人はパソコンに詳しくないので、
パソコン中心の内容が擬人化されたりしている
今回の映画を
上手く批評なり感想できるかちょっと
あやしいのです。

そのあたりは、
どうぞお見逃しのほどを。


【映画の概要】


さて、土曜日 12月18日です。

昨日見に行った【トロン レガシー】の感想を
サイトに挙げてみたいと思います。

そこでまず超簡単な概要と感想を。


なにせこの映画、
感想をかいてみるにかなり込み入った内容で
なおかつ書いてる人があんまりパソコンとかシステムに
詳しくないからなのでした。


***************************

ゲーム製作能力に秀でた男がいた。

彼はかつて、
製作したゲーム(システム?)を奪われ、
さらに会社の同僚にその権利も奪われていた。

自分のゲームだけが、勝手に誰かに使われ
利益をあげられている状態。



しかも、自分には一銭も入ってこないのだ。


本来なら億万長者なのに、
小さなゲームセンターに
その身を置くしかない立場。


当然彼の友人には、
その不遇を親身に思ってくれる友人たちがいた。

そこで、彼は友人たちの助けをかりて
会社本社にある【ゲーム】の中に記された

自分がゲーム製作者であるという証

を、手に入れることにした。



ところが、
当時会社では研究段階の作品の中に

現実にある物体を
コンピューターシステムの中にすべて取り入れる


機械が発明されていた。

彼は本来【製作者である証】をコンピューターから取り出そうと
するつもりが、
あやまって(?)
自分をコンピューターシステムの中に取り入れるキーを押してしまう。

コンピューターの中に入る彼。

その中では、彼が作ったゲームが展開されている。


中でも

トロン

という
友人が作った【プログラム】が、
彼を助ける。

コンピューター世界の中で、彼は彼の友人の分身とともに、
その世界に隠された
彼が創造主である証を手に入れるために闘う。

また、現実世界からやってきた彼には
コンピューターの世界では特別な力がある。
それが
ユーザーパワー
というものだ。

その力は、コンピューター世界での常識を
変えてしまう力をもっている。



そしてそれらの力を使い、
勝利し、
現実世界へと戻る。

現実世界に戻った彼は、
製作したゲームの権利を取り戻し、
会社に返り咲く。




*******************************


ここまでが1982年製作の映画【トロン】の簡単な説明です。

*********************************

前作の主人公の名は、ケビン・フリンという。

彼には一人の子供がいる。
名をサムという。


ケビンはある日、息子サムを残して失踪。
それからサムが成人し27歳になっても、
失踪は続いていた。

巨額な遺産と会社を残したため、
サムは株主となるが会社を運営する気にならない。

父の失踪のために
自暴自棄になっているようにも見える。

バイクで疾走し、警察をかわし、
父の会社であり今は再びその権利を乗っ取られている
(ように見える)
利益重視の会社役員たちが、
再び若かりし父が追い込まれた窮地

即ち今回は父が製作した作品を盗作され
それを高額な商品として世界に売ること

が再びなされている現在、
サムはその商品を無料でネット上へアップロードし
対抗する。


一方で、ケビンの友人であり
トロン
製作者でもある友人のアランは、会社役員であり、
ケビンのいない会社の善意を担っていた。
アランは息子サムが、会社役員の地位に戻るよう説得してきたし、
ケビン失踪中にはサムの父親代わりでもあった。

しかしサムは父の不在に対する【何か】を埋められない。

そこへ、ケビン失踪以前にアランに渡された古い【ポケベル】から
通信が入る。


ケビンが連絡するといってアランに渡していたものだ。

そして、アランに【ゲームセンター】の鍵を渡され、
サムはゲームセンター内に父ケビンの秘密の研究室があったことを知る。
彼はそこから起動したシステムによって、
以前の父と同じように
ゲームの中へ突然入ってしまうのだった。

今回【レガシー】でのコンピューター内でのおもな目的は
1、ゲーム内での支配者であり、父にそっくりの顔をもつシステム
クルーの存在の脅威を排除すること。

2、ゲーム内から現実へかえること。

である。
父ケビンは、
ゲーム内で圧倒的なユーザーパワーを持ちながら
創造主として存在するのでなく
逃亡者としてクルーから追われる立場である。

なぜなら、ケビンが持つ情報(ディスク)によって、
パソコン内のシステム
(クルーや、クルーが率いるものたち、軍隊)

現実世界へと飛び出すことができるようになるからだ。

即ち、現実世界をコンピューターシステムが
支配する事が出来るようになる
からだ。

それを阻止すべく、
サムとケビンは奮闘する。


************************
という具合でした。

ここからは感想を述べたいと思います。
まずトロン1の方は、
当時見ていた方もおられるでしょうが、
shiromはつい一か月前くらいに見ました。

というか、それまで1があることを
知らなかったんですね〜
いやー知らないって怖いね。


トロンレガシー(後トロン2とよびますが)

「レガシー」
とか書くからわからんではないですか。

それが「2」だってことが!!(笑)

そうね。
たぶんアメリカ市民や英語圏の方は
ばっちりわかるんですよ。

でもね、
ながーく生きてない人間や文化圏違う人間や
「ちょっと映画、気楽に見に行こうかな〜ポップコーン食べに・・・」
とかいう人間にはわからないこともあるの。


だから本当は
日本のテレビ局が
映画をみるためにインフラ整備として、

トロン1をやっててくれればよかったのよ。

でも、見た限りでは
やっててはくれてません。(たぶんね)残念。


で、1の感想。



************


この映画、男の友情物です!!!!


なおかつ



この映画、サイバーファンタジー物です!!!

サイバーファンタジー
というのは私が勝手に頭の中で分類している用語ですが、
一番わかりやすい映画例は
やっぱり

マトリックス三部作

でしょうね。
ただ、マトリックスはほら、逆というか現実がサイバーという設定だから
ちょっと違うけど。

でも、だいたい素材の扱い方ってそういう方向性だと思います。

あとは、あれかな。
「JM」とか。
あくまでネットとかシステム上の表現で類似してるって意味ですが。



つまり、システムの中に入って
ユーザーパワーという魔法使いましょう的な感じです。


あと、男の友情物っていったのは、
やっぱりタイトルの
トロン

というキャラクター。
かっこいいキャラです。素敵です。

勇者的な位置づけです。

彼とユーザーであるケビンとの関係から、非常に友情を重視した作りになってます。

もちろん、トロンとケビンだけではない友情もあります。


そして最後は、
きっちり幸せになります。


あと、表現が画期的!



システム内の表現が、非常にデザイン的なのです。
あの、美術大学のデザイン科?の人が書きそうな感じね。

美大の人の感想とか、ネット上にあったら
もっと詳しいことがわかるんでしょうが、
興味ある方は探してみてはどうでしょうか。
shiromiはこれ以上詳しくは言えませんが(汗)



さらにどっかでみましたが、
当時「ドラゴンボール」原作者の鳥山明先生が
この1の方の映画を絶賛していたようです。

そういえば友情をテーマにしているかんじが
似てるなって
ちょっと思いました。


さらに見た後で思ったのは
あまり詳しい方面ではないですが
「ロックマン」っていう
漫画、
あるではないですか。


あれのキャラクターの関係性とか、
デザインとか世界観とか、


・・・似てます。



そんな風に思いました。
でも非常に
いい映画です。

最後スカッとするし。



では2の感想


***********************


この映画は、


サイバー世界の完璧な静寂と美を体現した映画です。


あと、

父を超えられない子供の物語です。


あと、

絶対続編作るつもりです。


・・・・・・・・・・うーん
なんだろう。
言葉にするなら

ダフトパンクの音楽にのせて、完全なる闇の世界に瞬く、光の線。

そこにあるのは統制された秩序。

ただし自由はなく、

光と闇が完全に分離している世界。



てな具合でしょうか。
(ちょっとかっこつけてみたよ)
なんだか盤古神話みたいになってきた(笑)



えー、1に比べて2のほうは
室内デザイン的にはキューブリック作品から影響をうけています。
光の指す床に置かれた
バロック調の家具なんかはそういう感じ。

(ほかにも例があるかもですが・・・)


いっぽう世界観の方は
もう凄いとしか言いようがないよね。

こういうのを映画で生み出す力というのは
やはりアメリカしかないな〜と思う。
この感性。デザイン性とか。


日本で言うと、一寸間にビデオクリップとかでよくやってた感じ。
だれの、というとわからないけど、
ビデオクリップの業界ではそういうデザイン性というか
文化交流がよくなされている気がします。
日本にかぎらず、
韓国とかにもありそう。

それを3Dでみせるのだから
もう凄いですよ。


で、
「父を超えられない物語」
と書いたのは、
なんだろう、

1を見るとわかるんですが
1からケビンというキャラクターは「想像性」みたいな力があることが
描かれています。

トロンの世界観でいう
「ユーザーパワー」というもの。


で、2の世界観でも
やっぱりケビンの力が物凄い圧倒的なの。

それは、
父を失ったと思っており
自暴自棄になっている息子サムにも
ないものなの。

というか、
ないものとして描かれている気がするのね。


たぶん、ケビンの存在が印象的すぎる。

先ほど鳥山先生のドラゴンボールのことを書いたけど、
本当に

ドラゴンボールな力?をケビンは持ってるのです。

サイバーの中ではね。

で、それが圧倒的に表現されすぎるので、
サムがくすんで見える気がしました。

サム、もうちょっと頑張ろう。



それと1にない要素として
女の子が登場するのです。
(1にもいたけど、そういう形ではない女の子)

それがクオラなのだけど、
このクオラというのがかなり神というか天使に近いらしい存在というか、
突然現れた恩恵みたいなものらしい。



実際、現実のシステム上にそういうものは存在するのか、
私にはよくわかりません。

ただ、
現実の世界ではたとえば
ノーベル賞科学者が「たまたま」それをしたために「たまたま」発見したという
例の運の強さ、あるいは奇跡的な発見。


そういうのの体現がクオラなのかなって
思ったりはしました。


もし他に感想書かれる方で
それは違うといえる専門的な方がおられれば
どういうものなのかお聞きしてみたいところですが…;


そのキャラが、サムを支える形になる。

いわば

運命の女神、手に入れちゃいました

的な?感じです。(曲解)


これからサムが運命の女神にそぐう男になれるかどうかが
ミソだよね・・・



それで私が続編つくるだろうとふんでいるのは、

今回の【トロン −レガシーー」というのがいわば、

トロン、浄化作戦!!


なんじゃないかなーと思ったからです。

ここからはかなり自分の願望垂れ流しですが、

つまり、今回の映画はハリーポッターで言えば4〜の流れで、
最凶の存在との闘い
そして勝利し、
新しい時代へと戻る

みたいな儀式なのと思ったのでした。
(ハリーポッターはあれで完結だろうとおもいますが)

今回のレガシーでは
トロンはなんと悪役なんですね〜。

でも、主人公たちのかつやくから
トロンが正常にもどるシーンが描かれるのです。


だから、何年たつかしらないけど、
たぶんトロン続編は作られると思いました。

というか、私が続編つくってほしいと思っただけなのでしたw


で、そのときには
主人公、もっと創造性に力を入れてください。ここ重要。

でないとなんかカタルシスがなんかないの。
成長して帰ってくるサムが見たい。
(あとトロンの活躍もみたい)


製作陣の方々の

このいりくんだ話をよく美麗に映画化したという、
恐ろしいほどの技術力には感服いたしますが、

(こんなに映画内容の概要かくのに
手間取った作品はないよ)

私は主人公と父親が
半分半分くらいの関係性が好きなのでした。


・・・というか1のキャラの関係性がやっぱ好きだな・・・

って思ってるからこういう感想になるのでした


製作陣の皆さま、お疲れさまでした。
(このCG技術が、数年後どう発展するのか物凄い楽しみです。)


もう作るだろう気でいる(笑)

***********************

余談


私の好きなゲームに「lez」という
音楽シューティングゲームがあります。

最近では、
熱センサーで人の動きを感知して
体を動かすことで画面のものを
操作できるというゲームが開発されたと聞きました。

そのゲームに類似した形で
「child of eden」というのが
2011年に発売されるそうです。

そういう世界観に、
「トロン」
「トロン レガシー」
の雰囲気は似てます。

あと、parfumeの音楽にも同じ雰囲気を感じます。
ようはテクノです。テクノ好き!

上のものに興味がある方は、
トロン見てみると面白いかもです。



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